NINJARATMAT メタルマウスソール 菱 -BISHI-

NINJARATMAT メタルマウスソール 菱 -BISHI- のレビューです。

※レビュー現在試作品の為、仕様が変更される可能性があります。
あくまで個人の感想です。

公式スペック

NINJA RATMAT公式
NINJARATMAT 臨・兵・闘・者 という金属製のマウスパッドで話題となったメーカー。

今回のメタルマウスソールは布パッド専用。
接地面が点タイプのマウスソール。
個人的な印象は滑りやすさもあり、止めやすさもある。滑り寄りではあるが、特段滑りのみに特化した製品ではないという印象を受けた。
初動が軽めで滑走時に安定感があり、止めやすい印象。
厚みは0.7mmで、縦横が7㎜重さが1枚0.2gというスペックになる。
マウスによってはガイドに収まらなかったり、厚みが足りなかったりする可能性があるが、厚さは注文時に指定が出来るようになる可能性がある模様。

取り付け方によってスピードタイプとブレーキタイプがあるとの記載があるが、筆者はそこまではっきりと体感できるほどの差は感じなかった。強いて言うならどのような貼り方でも円を描くようにマウスを動かしたときに滑りが完全に均等ではなく、若干の違和感を感じる程度である。

また、様々なマウスパッドで試してみたが、同じ布パッドでも製品によって滑り方の感じ方が大きく変わるため、非常に評価が難しい製品であるとも言える。
ハードパッドでは使用できない。という言葉の通り、マウスパッドが全てハード素材で出来ているパッド(SwiftやGP3やGlass2.0、SteelXL、NINJARATMAT 者 等)との相性は悪く、滑走音、操作感共にまともに使用できるものではない。

また、マウスパッド側が摩耗するように最初は思ったが、使用している感じそこまでの摩耗は感じられなかった。
ただし、ソールの形状からしてマウスをマウスパッドに力を入れて押し付けてAIMする人は他のソールよりも摩耗が早いと思うため注意。

  • 布パッドでの使用時、ソールの摩耗がほぼ無い
  • 初動が軽い
  • 滑走時の安定感があり、止めやすさもある
  • 見た目がかっこいい

悪/懸念点

  • 表面がザラザラしたタイプの布パッドだと滑走音が気になる(Artisan 飛燕等)
  • レビュー時点でまだ公開されていないが、マウスソールとしては前情報でも価格が高価
  • 使用するマウスパッドにより使用感が大きく異なる
  • マウスによっては取り付けに工夫が必要

画像

総括

メタルマウスパッドに続き、メタルマウスソールというこれまた変わった製品ではあるが、こちらは布パッド専用で、滑りも止まりも程良いという印象。
筆者の試した環境では表面がザラついた布パッドとの相性はあまりよくないように感じた。これは恐らく点接地の影響によるものであると思われるが・・・。
その他の布パッドでは操作感で違和感を感じることはほとんどなく、今までのソールに無い面白い滑りをするソール。
癖がある滑りではなく、滑り出しは軽く、止めやすいといった感じでバランスが良い。
価格が高価な点はやはり懸念点には挙げられるが、摩耗しないことを考え、長期使用することを考えてみるとそこまでコスパの悪い製品ではないのかもしれないと個人的には思う。
人によって好みが大きく分かれるソールだと思うが、一般的なソールと違い、摩耗しない、滑りが変化しないという点は非常に大きく、1度慣れてしまえば他のソールに戻れない可能性はある。
マウスパッド同様に試せる場があれば良いのにな。と個人的には思います。(現状は非常に難しいかもしれない。)


余談だが、1番滑るパッドは、メーカーは恐らく推奨していないだろうがArtisanの紫電改で、このパッドを使ったときの滑りは既存のマウスソールの中でも恐らく1番滑ると思われる。

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だいそん

ゲーミングマウスオタク デバイス全般を好む 日本未発売品に目がない

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