Razer VIPER MINI
Razer VIPER MINIのレビューです。
購入先→ Razer公式ストア(2020/3/7現在在庫切れ)
購入価格→ 5199円+送料
公式スペック
Razer 公式Razer VIPERの小型バージョン。
39.99$と非常に安価で、VIPERからダウングレードされたスペックになってはいるようだが、スペック面では実際の使用で大きく違和感を感じることはほとんどないと思う。
重さも61gと非常に軽量で、最近の流行のハニカムマウスと異なり表面に穴が無い事も大きなポイント。小型マウスの新たな選択肢となる。
小型バージョンだが、高さが若干高くなり、握った時のグリップ感は大きく異なる。
VIPERとの違いは、形状、重量、サイドボタン、表面の加工、センサー。
センサーはPAW3359DB。見たことが無いセンサーだが、追従性は問題なし。通常のVIPERよりLODが長く、この点はマイナス。
形状に関しては一般的な小型マウスの中でも細く、中央付近が通常のVIPERより膨らんでいて長さも短い。筆者の好みにはかなり合う形状。
メインスイッチにはVIPERと同じ光学スイッチを採用しているが、筆者の個体ではVIPERと似た感触は残るもののVIPER MINIの方がクリックが軽く連打もしやすい。
またホイールもVIPERより軽い力で回せる。ホイールクリックは相変わらず硬い。
表面加工は、サイドのラバー加工がなくなり、全体的に悪く言えば安っぽい加工になっているが、個人的にはこちらの方が好み。
サイドボタンはVIPERより若干飛び出しており、押しやすさが微妙にだが増した。スイッチも変更されており、VIPERの明瞭なスイッチ感よりは落ち着いたクリック感。
ゲーミングマウスの中ではかなり小型なので、つまみ持ちに最適。つかみ持ちも手のサイズによる。かぶせ持ちや、手の大きい人は注意。
良
- 小型で61gという軽量で、ハニカムの穴が表面に無い
- 39.99$という価格に対し高いスペック
- つまみ持ちに最適な形状
- 裏面のネジを外して分解する際、ソールを剥がす必要が無い
悪/懸念点
- LODが長め
- USBを接続した際、ソフトウェアインストール画面が出てくる
- 手が大きい人、かぶせ持ちの人は持ちづらい可能性がある
- ホイールボタンが若干硬い
外観画像
分解画像
※マウスの分解、改造はメーカーの保証対象外になり、保証が受けられなくなりますので必ず自己責任で行ってください。
総括
39.99$という価格から考えると非常に優れたスペックでコストパフォーマンス◎。
ゲーミングマウスの中でも小型で61gという重量を実現しながら、表面に穴が無い事は大きく評価できるポイント。
クリック感も改善されており、全体的にVIPERの時に気になっていた点がかなり改善されている印象。
センサーも性能面での問題はなさそうだが、 LODが少し長いのは気になる。
尚ソフトウェアインストール画面が強制的に出てくるのは相変わらず。
ソールを剥がすことなく分解が出来るのも個人的にはかなり高評価。
個人的には小型マウスの中でもかなり良い選択肢のマウスが1つ増えたという印象を受けた。
日本での販売も予定されているので、小型マウスが好きな人、手の小さい人、つまみ持ちユーザーで気になる人は1度試す価値はある。
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