SteelSeries RIVAL 3

SteelSeries RIVAL 3 のレビューです。

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Rival100/110 の後継といわれていたエントリー向けのマウス。
実際はサイズが異なり、グリップ感も異なる。
クリック部がセパレートになり、サイドのグリップも滑りづらく個人的にはかなり好み。
29.99$(日本の公式サイトでは39.99$)という安価ながら実用的なスペックを持つ。
小型よりの中小サイズで筆者はつまみ持ちに最適。つかみ持ちも可能。かぶせ持ちだとサイズが小さく指がはみ出る。
最大の難点は開封時に筆者の個体は左右のクリック感が異っていた。ストロークが左クリックの方が右クリックに比べ体感2倍位深かった。(内部のネジを締めることで改善された。)

公式スペック

SteelSeries 公式

※筆者の手のサイズは 18.5cm×10.5cm つかみ持ち、腕+手首AIM

  • 29.99$という優れたコストで実用的なスペック
  • サイドのコーティングが滑りづらく握りやすい
  • 中小サイズで77gという軽量
  • つまみ持ちに最適な形状

悪/懸念点

  • LODが長い
  • センサーがやや後方寄り
  • 左右のクリック感が違う(筆者の個体は左が深い)
  • かぶせ持ちユーザーで手の大きい人には恐らく合わない
  • サイドボタンが細く押しにくい

外観画像

Rival 100 との比較画像(簡易)

長さが明らかに異なるが、公式スペックでは同じ長さと表記されていた…

分解/改造 画像

※マウスの分解、改造はメーカーの保証対象外になり、保証が受けられなくなりますので必ず自己責任で行ってください。

左クリックの裏のガワのネジのみが、逆ネジになっていたので分解を考えている方は注意。

左がRival3の端子(SteelSeries 310シリーズと同じ)PicoBlade、右が良く使用されているJST PH 5pin

ケーブルの端子も通常のマウスと違うため、ケーブルを交換しようとしている方も要注意。

サイドボタン基板と下部のパーツを取り外すと11.75g軽くなる
ケーブル交換し、軽量化後の重量

総括

中小サイズの左右対称マウスで、前モデルと比較しクリックをセパレートにしたことでクリック感は快適になったものの、左右のクリックでストロークに差があるという点が個人的に引っかかった。分解し、ネジを締める事で大幅に改善されるので、個体差があるように感じる。筆者は2個開封したが、どちらも左のクリックのストロークが深かったが、若干個体差はあった。
価格を考えると非常に手が出しやすいマウス。
LODが長いので嫌いな人は嫌いだと思うが、形状自体は非常にシンプルで好まれる形状だと筆者は思う。
価格なりの性能というよりは、この値段でこのクオリティであれば良いと思う。
諸々気になるところを指摘はしたが、個人的に形状とサイドのグリップ感は好き。

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だいそん

ゲーミングマウスオタク デバイス全般を好む 日本未発売品に目がない

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