PMM S2 Ultralight

PMMのS2 Ultralightのレビューです。

購入金額→150€ (3Dシェル+G305+組み立て工賃)

製作者Twitter 以前のFK2 Ultralightと同じく、G305のシェルを3Dプリンタで作成した製品。

ZowieのS2をイメージして作られているが、サイズ感は近いが若干異なる。
G305の内部を使用するため、スペックはG305そのもの。
今作はカラーバリエーションがかなり豊富で綺麗な色も出せるようになっている。(詳しくは製作者のTwitterを参照)
形状も完成度は高く、つかみ持ちでの使用でかなり快適。つまみ持ちも快適。
電池込みで59gと軽量でワイヤレスなのが魅力だが、150€というコストがネック。
この形状がどうしても欲しい人には有りな選択肢かもしれない。
また、3Dプリントファイルのみの販売(1250円)もしているので、知識があって素材を自分で選びたい人等はそちらを購入するのもありだと思う。

  • 59gという軽量ワイヤレス
  • Zowie S2 をインスパイアした形状で掴み持ちに最適
  • 電池式だがMicroUSBで充電可能
  • カラーバリエーションが豊富

  • サイドのシェルの噛み合わせが悪い(製作者も把握していたため個体差ではない?)
  • 価格が割高
  • 底面の穴が大きく、AS46等の小さいソールを貼るのが難しい
  • 日本からの入手が困難

外観画像

Zowie S2との比較画像

Piranha S2の方がサイド中央がやや狭く、やや背が高い

総括

3Dプリンタで制作されるシェルの中では界隈でかなりの知名度を誇るPMM。
旧作 FK2 Ultralightとは違った素材を採用している。
耐久性自体は向上したとのことだが、シェルの噛み合わせの悪さが今回1番気になった。製作者本人も把握していて、改善策を模索中とのこと。
とはいえ形状のクオリティやカラーバリエーションや、59gで実用可能なワイヤレスマウスは大きな魅力。
価格が少し高いのがネックだが、形状に興味がある人は試してみてもいいかもしれない。
今後も様々な形状で出していく予定らしいので期待したい。

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だいそん

ゲーミングマウスオタク デバイス全般を好む 日本未発売品に目がない

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