ROCCAT Kone Pure Ultra
ROCCAT Kone Pure Ultraのレビューです。
(マウスの分解、改造はメーカーの保証対象外になるので自己責任で、、、!)
今回、日本発売前に、株式会社サイズ様からご提供いただきました。 販売先→amazon 従来のKone Pureの形状と見た目を維持しつつ、前作、Kone Pure Owleyeから約22gの軽量化に成功した商品。まずはじめに、懸念されていた海外のレビュー動画でのセンサー遅延だが、筆者の個体では感じられず、全くと言っていいほど問題が無かった。
センサー、ケーブル、ソール形状をアップグレードし、更に外側に穴をあけずに軽量化した点も大いに評価できる。
また、細部までこだわりがあり、筆者はかなりの好印象を受けた。
コーティングも素晴らしく、形状さえ合うのであればかなりお勧め出来る。
特に悪い部分が思いつかないため、前作との違いをメインで見て行こうと思う。
公式スペック
ROCCAT公式※筆者の手のサイズは 18.5cm×10.5cm 指先のみのつまみ持ち、腕+手首AIM
※ソールは パワーサポート エアーパッドソール AS-46に変更して使用
良
- 日本人に合いやすい小型サイズの左右非対称マウス
- つまみ持ち、つかみ持ちでのフィット感
- 66gという軽量。外側に穴が無いのも良い
- やわらかめのゴムケーブル
- 各ボタンのスイッチが柔らかめで押しやすい
- コーティングが素晴らしい
悪/懸念点
- 形が合わない人はとことん合わない
- サイドボタンの位置が前作同様高めに配置されており、押しづらい人はいると思う
KonePureUltraとKonePureOwleyeの違い
変更が加えられている部分のみピックアップしてみた。
KonePureUltra | KonePureOwleye |
重量: 66g (Ash Black), 66.5g (Arctic White) (ケーブル除く) | 重量: 88g(ケーブル除く) |
センサー: ROCCAT Owl-Eyeオプティカルセンサー 16000dpi (PMW3389カスタム) | センサー: ROCCAT Owl-Eyeオプティカルセンサー 12000dpi (PMW3360カスタム) |
ケーブル:柔らかめのゴムケーブル | ケーブル:硬めの布巻ケーブル |
ソール形状:上下:太く広め | ソール形状:上下:細め |
ロゴ:後ろ中心、小サイズ | ロゴ:後ろ右下、中サイズ |
ケーブルコネクタ:ZH | ケーブルコネクタ:PH |
変更部分画像
KonePureUltra KonePureOwleye
KonePureUltra KonePureOwleye
個体差は確実にあると思うが、KonePureUltraのほうが少しだけしっかりしたクリック感。
おそらく耐久性の向上を目的とされていると予想。
※ 11/5追記
HID-Labsさんから、「Kone Pure Owleyeの上部シェルの樹脂部分の形状が2種類ある可能性がある。」との情報をいただき Kone Pure Owleyeを3つ所持していたMediccNさんに個体確認をお願いしたところ、2種類の形状が確認されたため追記します。 クリック感については後日再確認します。Meddicn KonePureOwleye 1 Meddicn KonePureOwleye 2
Meddicn KonePureOwleye 3 Meddicn KonePureOwleye 1 2 3
←KonePureUltra
→KonePureOwleye
↑KonePureOwleyeに使われてているコネクタ
↓KonePureUltraに使われているコネクタ
分解画像
※マウスの分解、改造はメーカーの保証対象外です。
このマウスを分解すると、様々なこだわり部分が見えてくる。軽くコメントを入れながら見ていきたいと思います。
KonePureUltra分解画像 KonePureOwleye分解画像(パラコード化済み)
KonePureUltraのネジ KonepureOwleyeのネジ
KonePureUltra サイド/DPIボタン基板 KonePureOwleye サイド/DPIボタン基板
KonePureUltra 上部 KonepureOwleye上部
このように細かい所までこだわってつくられているマウスは個人的に大好物である。
総評
外側のシェルに穴を開けず、前モデルから20g以上の軽量化に成功した非常に完成度の高いマウス。
使用するパーツの1つ1つ、ネジまで変更され、随所にROCCATのこだわりが見られる。個人的にはかなり好き。
コーティングもとても肌触りが良く、滑らない。現存するゲーミングマウスでもトップクラス。
特に性能面で悪い所は見当たらないが、形状が特徴的な部分のみ要注意。
手に合うならぜひ試してほしいマウスの1つである。
デバイス沼鯖に興味がある方はこちらから